[REPORT] JeGT GRAND PRIX ROUND EXTRA @ONLINE VOL.2

JeGT GRAND PRIX ROUND EXTRA @ONLINE VOL.2

2020/8/2

#01 EVANGELION e-RACING RC F GT3

Race1(富士スピードウェイ) 3位

Race2(筑波サーキット) 3位

Race3(鈴鹿サーキット) 優勝

総合 2位


今回が2回目のオンライン開催となるJeGT GRAND PRIX。

コロナ禍の中で選手も自宅から参加できるeSportsならではの楽しみ方が出来る大会である。

EVANGELION e-RACINGからは新たにプロレーシングドライバーであり全日本F3選手権やSUPER GTにて活躍している小高一斗選手を起用!

また前回に引き続きトップGTSプレイヤーである今井慶春選手を擁し、そしてマシンも新たにLexus RC F GT3にエヴァンゲリオン初号機カラーを施しレースに挑んだ。

今回もチーム戦は全3レースで行われ、レース1を今井選手が担当し、レース2を小高選手が担当、そしてレース3は再び今井選手がステアリングを握る。

レース1は実車のレースでもお馴染みの富士スピードウェイを10LAPSにて行われた。

タイヤの消耗が通常の12倍といったヴァーチャルならではの設定であり、ソフトタイヤとミディアムタイヤの使い方やピットインのタイミング等戦略が重要となる。

今井選手はまず予選タイムアタックをミスなくまとめるものの僅差の6番手で終える。

そしてソフトタイヤをチョイスしてレースをスタート。

オープニングラップからポジションを上げて5番手に、そして3周目の1コーナーでもオーバーテイクに成功し、4番手に浮上。

そしてソフトタイヤが消耗してきた5周目にピットインしてミディアムタイヤにチェンジ。

全車ピット作業を終えた後、順位は4番手をキープしながら前との差を詰めていく。

9周目の1コーナーにて5台が絡む接近戦の中、上手く抜け出してP2に浮上!

しかしファイナルラップの1コーナーで真後ろにいたマシンにスリップストリームを使われオーバーテイクを許してしまい3番手へ。

奪われた順位を取り返すべくプッシュするものの1周足らず...。

レース1は3番手にてチェッカーを受ける。


続くレース2は筑波サーキットを使い20LAPSにて行われた。

小高選手はフリー走行にて3番手タイムを出し、フィーリングを確認していく中、直前で決勝レースの作戦を思い切って変更する。

当初の予定ではソフトタイヤでスタートで出来る限り引っ張った後ピットインして、ミディアムタイヤで逃げる作戦であったが、

3番手スタートである事、狭い筑波サーキットの特性とミディアムタイヤのライフを考慮し、ミディアムタイヤスタートでピットインせずそのままチェッカーまで逃げる作戦を取った。

この直前の作戦変更は果たして吉と出るか凶と出るか...。

小高選手は3番手から順調にレースをスタート。トップグループはソフトタイヤをチョイスしているマシンが多く、ペースに差がある中、後続のマシンが抜けないラインを完璧に走行していく。

7周目の1コーナーで後続のソフトタイヤを履くマシンにプッシングを受けるもなんとかコースに留まり3番手をキープ。

10周目の最終コーナーではイン側に入られてしまうものの最低限のロスで前に行かせる。

そして他のマシン達がぞくぞくとピットインしていく中、コースにステイし、2番手まで順位を上げる。

しかし小高選手のタイヤはかなり消耗しており、周りはフレッシュなタイヤで追いついてくる厳しい状況の中、抜群の集中力を見せて後続をブロック。

見事なブロックラインを通る中、19周目にヘアピンのイン側をこじ開けられ3番手に落としてしまうものの、ファイナルラップも完璧な集中力でポジションキープ。見事3番手にてチェッカーを受けた。


そしてレース3は鈴鹿サーキットにて15LAPSにて行わる。

前回のJeGT ONLINEにて優勝を経験している相性のいいサーキットだ。

今井選手はソフトタイヤをチョイスし3番手からセーフティにスタートを切る。オープニングラップからトップ2台が接触する等少し荒れた展開でレースが始まる。

4周目終了時にピットイン!ソフトタイヤに交換し、5番手にてコース復帰。

そしてその周に他のマシンがピットイン、アンダーカットに成功しトップに浮上する。

単独でタイムを更新しながら着実にギャップを築いていく今井選手。

そして8周目に再びピットインして再びソフトタイヤに交換!

3ピット作戦を想定し、空いているコース上でソフトタイヤでファステストを更新しながらアタックを続ける今井選手!

そして12周目にミディアムタイヤに交換、給油を終えて、トップのままコース復帰!

作戦を完璧に遂行し思い通りの展開を手にした今井選手は、その後も集中力を維持しチェッカーフラッグ!

レース3を優勝という最高の結果を手にした。


この優勝が大量ポイントとなり、最終的なチーム順位として総合2位を獲得。

小高選手と今井選手の2人の作戦がしっかりと機能し、完璧に遂行し得られた素晴らしい結果である。


小高一斗 選手コメント

今回はじめてJeGTに参戦したのですが、まずグランツーリスモはあまりプレイしたことがなく、正直不安な部分もありました。

しかし僕が担当したレースは筑波サーキットで、ノーピットでミディアムタイヤで20LAPを走り切るという作戦がうまく的中して、一時は2番手を走り終盤はタイヤが厳しい中、毎周ブロックラインを走っていきました。自分としては2位で終わりたかったですが、最終的に1台抜かれて3位でゴールという形になりました。

不慣れなグランツーリスモという事もあり、最初はチームの足を引っ張ってしまう不安もありましたが、思っていた結果よりは悪くなく、チームの総合2位に貢献出来て良かったです。応援ありがとうございました!


今井慶春 選手コメント

前回に引き続きエヴァンゲリオンレーシングからJeGT@ONLINEに出場させていただき、3レースある中のレース1とレース3を担当させていただきました。

レース1の予選はミスなくまとめる事が出来ましたがライバルチームも速く6番手からのスタートになりました。

決勝では1台1台を確実にパスオーバーテイクしていき、レース終盤には2位まで上がることが出来ましたが、ファイナルラップの2位争いに競り負けてしまい3位でゴールとなりました。

小高選手が素晴らしいレースをして3位でバトンを受け継ぐ事が出来たレース3では、レース中のピット回数を2回にするか3回にするかを最後まで迷いましたが、レース序盤のライバルチームの動きを見て選択した3ストップがレースの展開と完璧にマッチした結果、レース中盤にトップに立つことに成功しそのままトップチェッカーを受ける事が出来き、総合でも2位に入る事が出来ました!

回を重ねるごとにハイレベルなレースになっていく中で総合2位という好成績を残せた出来すごく嬉しいですし、全ての関係者の皆さま感謝いたします。

そして最後まで応援ありがとうございました!

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