[REPORT] FIM世界耐久選手権 第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース

2026年7月3日(金)-5日(日)、三重県 鈴鹿サーキットにて FIM世界耐久選手権 第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催されました。

◆予選

7月3日(金)、いよいよ鈴鹿8耐の公式スケジュールがスタート。

まずは2時間のフリー走行だ。

本来、この時間は予選タイムアタックのシミュレーションを行い、ロングランの最終確認に時間を割くのがセオリーだが、代役となるクリストフ・ポンソン選手が鈴鹿サーキットの走行が初めてのため、彼のコース習熟にこの時間を充てる必要があった。

心配とは裏腹にポンソン選手は非常に素晴らしい走りを披露した。

チームメイトに走り方を教えてもらいながら初の鈴鹿で2分10秒台の連続周回を重ねるパフォーマンスを見せた。

これは非常にポジティブな兆候だ。

そして、予選が始まる。

1回目の予選で浦本 修充選手が2分4秒847を記録し、ホンダワークスチームのライダーを上回るパフォーマンスを披露。

これは時間が限られる中でマシンのセットアップがまとまってきた証でもある。

しかし、シルヴァン・ギュントーリ選手は今回も不運に見舞われた。

2回のアタックタイミングで、イエローフラッグや目の前での他車の転倒にアタックを阻まれ、タイムは2分6秒076がベストタイムになってしまった。

ポンソン選手はユーズドタイヤを使い、コースに慣れることを優先する。

そんな中、1回目の予選では2分7秒648をマークする速さを披露。

2回目の予選でさらなるタイムアップを狙ったが、デグナーカーブで転倒してしまった。

予選の平均タイムは浦本選手・ギュントーリ選手のベストタイムが採用され、2分5秒461で9番手。

ギリギリだったが、無事に4大会連続の「トップ10トライアル」進出を果たした。

翌7月4日(土)は雨予報。

「トップ10トライアル」は雨が少しでも降る可能性があると、走行コンディションに差異が生じるため中止される。

これまでは30分の計時予選に切り替えるパターンがセオリーだったが、中止になった場合は金曜日の予選をもってグリッドを決定するという通達が出された。

雨のペースには自信があっただけに、これはあまりに残念だ。

我々はFIM世界耐久選手権の予選ポイント(5位以内に付与)も争っている立場だからだ。

「トップ10トライアル」が開催されることを祈るのみだったが、残念ながら7月4日(土)の「トップ10トライアル」は直前の降雨により中止が決定。

予選9位という結果となり、貴重な予選ポイント獲得のチャンスを失ってしまった。

◆決勝

7月5日(日)はいよいよ決勝レースが開催。

「トップ10トライアル」の中止で9番手スタートになってしまったが、雨のレースペースでは浦本選手・ギュントーリ選手共に速さがあり、序盤での上位進出が期待されていた。

午前11時30分、伝統のル・マン式スタートで「鈴鹿8時間耐久ロードレース・第47回大会」の決勝レースがスタート。

最初のライダーは浦本選手だ。

スタート直後のストレートでライバルをごぼう抜きした浦本選手はS字コーナーの進入で2番手に浮上。

そしてデグナーカーブで浦本選手は#30 Honda HRCの高橋選手をオーバーテイクし、トップに浮上。

そのまま2番手以降を引き離しにかかる。

そして、1周を終えて浦本選手はトップでコントロールラインに戻ってきた。

鈴鹿8耐・47大会の歴史の中で外国車がリードラップを取るのは史上初めてのことだ。

そのまま浦本選手はウェット路面の鈴鹿をハイペースで走行し続ける。

10周目にはペースを上げてきた#30 Honda HRCの高橋選手にオーバーテイクされるも無理をする必要はない。

雨量が変化する状況では、先の状況が分からないまま前を走り続けるよりも前車の後ろについてペースを合わせて走る方がリスクを回避できる。

さらに燃費という意味でも燃料をセーブし、給油までの周回数を伸ばす事ができるためだ。

スタートから12周が経過した頃、オイルを噴いた車両が現れ、3番手を走っていた#17 Astemo Pro Honda SI Racingの野座根選手らがオイルに乗って転倒。

セーフティカーがファーストスティントから導入される。

その直前に首位の#30 Honda HRCの高橋選手が譲るような形で、再びトップに浮上。

セーフティカーランが解除後も首位を走り続け、28周目に1回目のピットインを行った。

その後はギュントーリ選手に交代し、浦本選手と2人で繋いでいく計画だ。

ウェット路面の経験が少ないポンソン選手には今回、バックアップに徹してもらった。

猛暑のレースなら3人目のライダーの登場が不可欠だが、雨のレースで気温も低かったため2人でなんとか繋いでいけるという作戦だ。

ギュントーリ選手はランキング首位の#1 YART YAMAHAをシケインでオーバーテイクするなどアグレッシブな走りを披露。

そして浦本選手は非常にレースペースが速く、トップグループでバトルを続けていた。

ただ、雨量が少なくなると#30 Honda HRCが速い。

高橋選手・レイ選手という鈴鹿8耐優勝回数が合計8回のコンビは手強かった。

また、今回もピットでタイムロスをする場面が多かった。

4回目のピットストップの際には給油後のスタートの際に立ちごけを起こしてしまいタイムロスする場面があった。

ピットストップの対策は毎回アップデートされているが、焦りがミステイクを産む状況を無くしていかなくてはならない。

それでも雨量が多くなると#76 オートレース宇部 Racing Teamのペースは速く、浦本選手はどのチームよりも速いペースで怒涛の走りを見せる。

しかし、5回目のピットインではガス欠症状を起こした状態でピットインすることになり、タ イムロス。

さらにここで事件が起こってしまった。

ガス欠状態となり、惰性でピットロードを走行し、エンジンは止まっていたが、ライトがついたままピット作業を行なった。

これがピット作業違反と判定され、10秒のストップ&ゴーペナルティが課せられてしまったのだ。

ペナルティを消化して順位を5位に落とした。

その後、雨量が増え、転倒車が続出。

セーフティカーが導入された。

順位を回復するチャンスかと期待が高まったが、2台同時にコースインするセーフティカーの内、2位、3位を走行するチームとは別のセーフティカーにキャッチされてしまった。

これでは半周の差がついてしまうため、現実的にはすぐ前を走る4位の#1 YART YAMAHAが勝負できるターゲットとなり、これで表彰台の実質的なチャンスを失ってしまう。

ミステイクがさらなる不運を招いてしまった。

雨量は増加し、結局セーフティカーランは解除されないまま午後7時30分にレースはチェッカーフラッグとなり、#76 オートレース宇部 RacingTeamは5位完走を果たした。

表彰台を逃す悔しい結果となったが、序盤に首位を走行したことでチームの注目度は一気に急上昇。

レースでリードラップを取ったのは優勝した#30 Honda HRCと我々のチームだけだ。

そして、浦本選手は決勝レース中、今年も日本人最速となる3番目に速いラップタイムを記録。

MotoGPやWSBKの経験者と遜色ないパフォーマンスを見せつけたことはポジティブな要素といえよう。

5位完走で選手権ポイント17点を獲得。

シリーズランキングは5位に浮上し、僅かながらではあるが最終戦「ボルドール24時間レース」でのチャンピオン争いへの可能性を残した。

最終戦までは2ヶ月以上の時間がある。

様々な部分でブラッシュアップを行い、チームとしてさらに強くなって最終戦では有終の美を飾れるよう努力を続けるだけだ。

◆チームオーナー James 文護

「いつになったら表彰台に登れるのでしょうね…」という悔しい思いはあります。

私は一生懸命やってくれているチームのメンバーを責めたりすることはありません。

支えてくださるパートナー企業の皆様・ファンの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、皆さんもチームの今後の成長を一緒に見届けていただければと思います。

今年も応援ラウンジには数多くの方々にお越しいただきました。

オートレース宇部 Racing Teamがトップに立った時、表彰台が期待できる位置で走っている時、ラウンジの空気はこれまでとは全く違う雰囲気になりました。

皆さんに興奮をお届けできたのではないかと思います。

それはラウンジに限らず、スタンド席やテレビの前で応援していただいた方々にとっても同じだと思います。

我々のチームは今年、BMW Motorrad Motorsportの日本公式チームという立場にさせていただき、様々なサポート体制を頂くことになりましたが、チームの中身としては限られた人数で取り組んでいるプライベーターであることに変わりはありません。

小さなチームでも鈴鹿8耐でトップを走れるのだということをお見せできました。

我々はさらなる努力を続けていくだけです。

そして、今年は山口県宇部市という共通項をもとに「エヴァンゲリオンレーシング」(ラナ エンタテイメント株式会社)とタッグを組みました。

私の想像以上にその反響は大きく、ピットウォークでもファンの方々の列が絶えませんでした。

たくさんの方々に応援していただけたことを本当に嬉しく思っています。

また、今回のレースにはBMWMOTORRADCEOのマーカス・フラッシュさん、モータースポーツ責任者のスヴェン、一員として、37号車のBMWファクトリーチームの鈴鹿8耐・初の表彰台獲得に心からの祝福をお送りします。

「エヴァンゲリオンレーシング」とのコラボレーションを含めて高く評価していただき、今後に向けてのディスカッションもさせていただきました。

いよいよ次は最終戦ボルドール24時間レースです。

怪我をしたハンネス・スーマー選手も帰ってきてくれることでしょう。

逆転チャンピオン獲得は難しい条件となりますが、ランキング2位に浮上した37号車と共にBMW初の年間チャンピオン獲得に貢献するため、全力で闘います。

最終戦も応援よろしくお願い致します。


◆綾波レイ役 藤白 玲華

皆さんこんにちは☀️🍀

エヴァンゲリオンレーシング サーキットメイト2026 綾波レイ役の藤白玲華です!‎🤍

7月3日~5日に鈴鹿サーキットにて開催された、2026 FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第47回大会に出演させて頂きました!🏎🏁

今回エヴァンゲリオンレーシングと"オートレース宇部 Racing Team" さんがタッグを組んで参戦しました!

私自身、バイクレースは見るのも初めてで迫力のあるパフォーマンスに驚きました!!

結果は総合順位5位であと一歩のところで表彰台には届かず、とても悔しい結果となりました。

それでもこのレースで得られたものは順位以上に大きかったです✨

エヴァンゲリオンレーシングとオートレース宇部 Racing Team、そして両チームを応援してくださるファンの皆さんが一つになって、76号車へ熱い声援を送る光景は本当に感動的でした😭🙌🏻

チームの垣根を越えて同じ目標に向かって応援する姿を見て、「レースって本当に素敵だな」と改めて感じました🏎

8時間という長い戦いの中でライダーの皆さん・ピットクルーの皆さん・スタッフの皆さんが最後まで諦めずに戦い抜く姿は本当にかっこよく、たくさんの勇気と感動をもらいました!

そして今回のレースでは、本当にたくさんのバイクファンの皆さんと出会うことができました🥹

「応援しています!」「頑張ってください!」と温かい言葉を掛けていただいたり、一緒に写真を撮っていただいたり、皆さんと過ごした時間は私にとって大切な思い出です😌🍀

76号車を応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました🙌🏻

皆さんの声援がチームの大きな力になっていたと思います📣✊🏻

また皆さんとサーキットでお会いできる日を楽しみにしています!

本当にありがとうございました✨

そしてこれからもエヴァンゲリオンレーシングに熱い応援をよろしくお願いします!!


◆式波・アスカ・ラングレー役 渡川 もも

2026 FIM世界耐久選手権"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会🏁

今年の8耐は、エヴァンゲリオン作品にもゆかりのある宇部市の名門チーム、オートレース宇部 Racing Teamさんとのコラボレーションで参戦しました✊✨

まずは、たくさんの応援を本当にありがとうございました!

76号車は順調なスタートを切り、トップを走っていましたが、転倒やペナルティなどがあり、結果は5位という悔しい結果となりました。

表彰台にはあと一歩届かず、チームにとっても、応援してくださった皆さんにとっても、悔しさの残るレースだったと思います。

表彰台は逃してしまいましたが、優勝を目指して大雨の中でも走り続けるライダーの姿、そしてその背中を全力で押し続ける皆さんの応援と熱い気持ちにたくさんの感動をもらい、改めて本当に素敵なチームだなと感じました!✨

そして私自身、今回が初めての8耐出演。

二輪レースの迫力や熱量、そしてバイクのかっこよさを体感できました✨

さらに、ゴールの瞬間に打ち上がる花火や会場を彩るペンライトの景色など8耐ならではの特別な瞬間をチームの一員として経験できたことにも心から感謝しています!

悔しさの残る結果ではありましたが、この鈴鹿8耐で感じた熱さ・感動、忘れません✨

ありがとうございました🌸


◆真希波・マリ・イラストリアス役 雪野 るな

真希波・マリ・イラストリアス役 雪野るなです👓🩷

鈴鹿8耐お疲れ様でした!

私はサーキットメイト2年目として、2回目の8耐でした!

76号車は総合5位という結果でした🏁

土曜のTOP10予選は雨のため中止となり、9番手から決勝スタートしました。

すぐに1位となり、会場の私たちは大盛り上がりでした!!

その後も表彰台争いを続ける初号機でしたが、細かなロスが重なり、ラストは大雨の中セーフティーチェッカー、とても悔しいタイミングでの結果となりました。

路面はオイルが広がっていたそうで大雨や転倒多発など過酷なレースとなりましたが、無事に完走した姿がとてもかっこよかったです!

サポーターの皆様、大雨の中熱い応援を本当にありがとうございました!

初号機カラーなサイリウムも、タオルを掲げて応援してくださる姿も、ピットからとても良く見えていました💜

今回はシン・エヴァのラストシーンにも登場する宇部市のレーシングチーム「オートレース宇部 Racing team」さんとのタッグということで、参戦発表から私も「あの宇部の!?」と大興奮でした!

マリ役として特にラストに階段を駆け上がるシーンや宇部市を見渡すエンドロールは大好きで印象に残ってるシーンです!

宇部市や山口県の皆さんも盛り上がっていたみたいで参戦発表から喜びのコメントをたくさんいただいていました!

互いにとっての大注目のタッグに今回、観客席の一体感が最高に高かったのが印象的です!

客席一丸となって応援している実感が私たちも嬉しかったです!

エヴァンゲリオンレーシングを暖かく迎えてくださり本当にありがとうございます!

また宇部の皆様にお会いできますように🌙

引き続きエヴァンゲリオンレーシングへの応援をよろしくお願いします💜


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