[REPORT] FORMULA DRIFT JAPAN2024第3戦【inエビスサーキット】

2024年6月15〜16日、エビスサーキットにてFORMULA DRIFT JAPAN RD.3が開催され、エヴァレーシング×GOODRIDEからは前戦と同様、日比野選手がドライブする「エヴァRT初号機GOODRIDEフェアレディZ#111」と益山選手がドライブするエヴァRT弐号機GOODRIDE GRヤリス#530」での参戦となりました。

競技区間はアウトゾーン1とタイヤバリアを超えて振り返し、ウォールに沿ったアウトゾーン2を立ち上がってタッチ&ゴーをクリア。そしてインクリップを通ってアウトゾ ーン3でフィニッシュとなります。

◇15日(土)予選

15日(土)の予選日。天気は晴れでドライコンディションのなか競技がおこなわれました。
益山選手は全本体的にアングルが浅かったものの、綺麗なラインどりで73点、そしてアングルのある豪快な進入で魅せた日比野選手は、その後もゾーンをしっかりラインを舐めて81点を獲得。1本目から予選通過 を確実なものとしました。
続く2本目は両者共にミスがあり、得点は更新できなかったものの、1本目の高得点が決め手となり見事ベスト32入りを果たしました。

◇16日(日)決勝

16日(日)の決勝日も路面はドライ。トップ32では、まず益山選手がユキオ選手と対戦し、終始距離を詰めた綺麗な後追いで勝利すると、続く日比野選手も金田選手に勝ち、トップ16へと進出しました。

しかしつづくトップ16。ポン選手と対戦した益山選手は、ワンモアタイムにもつれる熱戦を繰り広げたものの、わずかな差で敗退となり、ベスト16という結果となりました。
そしてGOODRIDEのチーム内対決となった日比野選手と山中選手の対戦では、1本日&2本目ともに深いアングルと息のあった進入を見せ、その後もおたがい距離を請めた見応えのある追走を披露。結果、山中選手の先行がかなり良かったこと、日比野選手の後い時に若干ラインが小さかったことが決め手となり、日比野選手が敗退となり、益山選手同様ベスト16という結果となりました。

◇益山選手コメント

あいかわらずフルカウンター付近でハンドル がロックする症状が出てしまっていて、スタイル点とアングル点が伸ばせなかったですね。
決勝日。トップ32のユキオ選手との対戦は、嫌いな後追いスタートだったんですが、まずまずの距離感でついて行って、すんなりと勝てました。
ただ、つづくポン選手とのトップ16は、D1系のスピードがある選手だったこともあって、なかなか引き離せず、おたがいにミスもあったことでワンモアタイムになったんですが、そのス タートラインにつく直前にクーラントがダダ漏れになってエンジンが冷却できない状態になり、エンジンが吹けなくなって、ぜんぜんパワーのない状態で走らざるをえなかったんです。ドリフトを維持するのが精一杯という状態だったこともあって、かなりのアドバンテージを取 られてしまったかんじです。2 本目は5分間でギリギリ直ってちゃんとブーストもかかるようになったんですが、1本目の差は逆転できませんでしたね。結果、エビスは15位ということでランキングも 17位と少し下がってしまってかなり厳しい状況にはなっているんですが、次戦のSUGOでは、気持ちを切り替えて思いっきり行くしかないな、というところですね。


◇日比野選手コメント

金曜日の練習は8本走行したんだけど、思うようには走れなかったよね。本番に向けた土曜日朝イチの練習4本でエア圧とかセットを見直して、ようやくそれなりに走れるようになった。予選1本目は通過できる得点を 出せていたから、2 本目は自分のやりたいかんじで走ったらハーフスピンしちゃって...。

追走のトップ32は先行スタートで金田選手と。勝ったら真生との対戦ってのはわかってたから、少しグリップを上げていって、相手がトラブってたのもあったから、そこを見てうまく走らせてもらったかな。
真生とのトップ16は後追いスタート。とりあえずおなじチーム同士の対決だからみんなが喜 ぶ走りができるといいなと思ってて、進入は良かったけど、真生が流されてそれに付き合ってたら離されたというかんじだね。2本目の先行はミスしないように走りきったんだけど、1本目の離された部分が決め手になっちゃったね 。エビス戦が終わってランキングは10位から9位になったけど、まぁ今年は真生にチャンピ ンとってほしいという思いもあるし、順調だと思うよ。車も良くなってきたし、つぎのSUGOもクルマ的に向いてるコースだから上位を狙いたいなという思いだね。


◇赤城ありさコメント

エヴァンゲリオンレーシング2024綾波レイ役のありーこと赤城ありさです。

今回はドリフトの聖地、エビスサーキットで開催ということで、このラウンドをとても楽しみにしていました。

実際にエビスの走行を見ると、コンクリートの壁キワキワまで攻めるマシンが本当に多く、選手の皆さまの神技に何度も驚かされました。

今回のレポートはちょっと趣向を変えて、我らがエヴァンゲリオンレーシング・GOODRIDE MOTORSPORTSのワークスドライバーである、日比野哲也選手と益山航選手について書かせていただきます。

111号車、フェアレディZを操る日比野哲也選手は、言わずと知れたレジェンドドリフトドライバーさんですね。以前からその活躍ぶりを存じ上げていただけに、今シーズン応援できることになって本当に嬉しいです。

日比野選手の魅力は走りだけに留まらず、ファンサービスは目を見張るほど素晴らしいです。本番走行前や競技終了直後など、どんな場面でも笑顔でファンの皆さまとお話ししている姿は、本物のスターだなと感銘を受けました。とても気さくで、これほど老若男女を虜にしている選手はそういないのではないでしょうか。

(ちなみに私がラリーに選手として出場するときは、ナーバスになってファン対応どころではなくなってしまいます…涙)

そして今大会でも、日比野選手の神対応エピソードが更新されました。

我々エヴァレーシングが物販のお手伝いをしていたところ、なんと決勝前にも関わらず、日比野選手がサプライズで物販ブースに駆けつけてくださりました。

ファンの皆さまも大喜びで、ブースは大盛況!ひとりひとり丁寧にサインや写真対応をする様は、神対応を通り越して神でした。本当にありがとうございました。

続いてご紹介するのは、530号車GRヤリスを操る若手ドライバー、世界のマスーこと益山航選手です。

益山選手はなんと、本家アメリカのフォーミュラドリフトで活躍されていた選手なんです!日本人選手が本場アメリカで活躍していたなんて、本当に嬉しいですね。

FDJは海外勢も多いですが、益山選手の本場仕込みのドリフトが日本のドリフト業界を大いに盛り上げてくれていますね。今後も世界を股にかけて大活躍してくれること間違いなしです!

当然ながら、アメリカのフォーミュラドリフトに出場されていたときはアメリカ本土に住まわれていたそうで、英語も堪能とのこと。グローバルに活躍する選手は稀少で尊い存在ですし、同じ日本人として応援に熱が入ります。

そして実は……益山選手は子供たちに大人気なんです!物腰がとっても柔らかく、真っ赤なカラーリングのGRヤリスとともに、キッズウォークでは一際人気を博しています。「一緒に写真とって!」と子どもたちにねだられる益山選手に、チーム一同、ほっこりしています。

長くなってしまいましたが、次戦は7月6日(土)、7日(日)スポーツランドSUGOにて開催されます。

レースクイーンはマリ役の七瀬ななちゃんが登場です!

引き続き応援よろしくお願いいたします。


◇撮影会&サイン会

今回も予選日、決勝日共に赤城ありさ(綾波レイ)の撮影会&サイン会及び、選手のサイン会も行われました。

次戦は7月6-7日にスポーツランドSUGOで開催となります。応援よろしくお願いします!

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