[REPORT] 8月26(土) - 27(日) エビス D1GP RD.5&6

2023/8/26‐27
コースコンディション:Rd. 5 Rd. 6 ドライ
コース:エビスサーキット(福島県)

●サマリー

2023年8月26日、27日に開催された”D1 グランプリRd. 5&Rd. 6”に参戦した「ウエインズトヨタ神奈川 俺だっ!レーシング」。
”エヴァRT 弐号機 スープラ”のステアリングを握るのは、もちろんオーディションにより同シートを勝ち取ったルーキー「最上弦毅 (げんき)」 。
今季D1 初参戦ながらも、2大会目となる筑波大会で見事ポイントを獲得。
最高峰カテゴリの洗礼を受けながらも高い順応力を見せ、40台が激戦を繰り広げる今シーズンのD1で、現在ランキングは21位。
さらなる進化に期待が高まる注目の2連戦となる。

●レポート

Rd.5&Rd.6の会場となったのは、福島県にあるエビスサーキットの西コース。
レイアウトは昨年とほぼ同様で、1コーナーから続く複合コーナーを通過した後、振り返してヘアピンを回って立ち上がる配置。
1コーナーの進入と立ち上がり、そしてヘアピンのアウト側の3箇所には通過指定ゾーン、さらに1コーナー手前のアウトとイン側それぞれにトラックリミットラインが設けられるなど、勢いの良さだけでなく、繊細なマシンコントロールが要求されるテクニカルなコース設定となっている。
昨年のデータを持つベテラン勢に、初走行の最上がどこまで食い込んでいけるのか、期待が高まる2連戦となった。


8/26 Rd.5

真夏の灼熱の中、ドライコンディションで行われたRd.5の単走。
Bグループで出走した最上は、単走1 本目、勢いよくコースに飛び込み1コーナーに向けてキレのあるフェイントを入れ、そのまま安定感ある走りでゾーン1、ゾーン2を確実に押さえた大迫力ドリフトを展開するが、ヘアピンでの勢いが足りずゾーン3に届かない痛恨のミス。

前半セクションでは完璧とも言える成長を感じさせる走りを見せるも、得点は96.3点と悔しい結果となる。

1本目のミスを取り返したい最上は単走2本目、大きくフェイトを入れ、まずはキッチリとゾーン1を通過。

そしてそのまま1コーナーに向けてキレのある大迫力ドリフトを披露。
安定感のある走りで鬼門となるゾーン3も外さず通過し、見ている誰もがその完璧なマシンコントロールを大絶賛。
しかし、1セクターでの振りの鋭さ不足と5セクターでの角度の安定性不足により、得点は96.5と振るわなかった。
魅せる走りとDOSSの採点という、両方を考慮して走らなければならないD1ならではの難しさに苦しむ形で、惜しくも単走敗退となった。


8/27 Rd.6

Rd.5に続きRd.6もドライコンディションで、競技区間も同様。
最上は得点こそ振るわなかったものの、同レイアウトで安定した走りを見せており、課題はDOSSの採点にどう合わせ込むかのみ。
上位で戦える実力は十分、垣間見える走りに、追走への進出が期待される。

Cグループで出走した最上は単走1本目、大きく入れたフェイントによるキレのある角度を保ったまま、勢いのいいドリフトで1コーナーを華麗に通過するも、進入時の振り出しタイミングが早すぎた事でインカットを余儀なくされ、マイナス2点の減点。
その影響によりセクター2への入りの角度不足は否めなかったものの、ゾーンなど全てのポイントを押さえた完璧なラインへリカバリーし、ポテンシャルの高さを証明。善戦するも得点は95.1と厳しい状況となる。

追走進出に向け後の無い状況に追い込まれた最上は、単走2本目、1本目のミスを払拭すべくコースに飛び込むと、車速、切れ角、ライン取り、全てを確実に決める安定した走りで観客を圧倒。
今大会の集大成とも言える走りを披露するも、得点は97.1。
1コーナー進入時の逆振りが通常より浅くなってしまった事により、1セクターの点数が伸びず、またしてもDOSSによる採点に苦しむ形で、無念の予選敗退となった。


エビス大会では2戦共に追走への進出は叶わなかった”ウエインズトヨタ神奈川 俺だっ!レーシング”だが、最上の走り、そしてマシンの完成度、共に格段に進化を感じることができ、準備は万全。
現在のラインキングは23位。
後は追い上げるのみ!後半戦の活躍に、ご期待ください。

次戦は、10月28-29日に開催されるRd.7&Rd.8 AUTOPOLIS DRIFT。
引き続き、俺だっ!レーシングへの応援を、よろしくお願いします。

●ドライバーコメント

今回のエビスRdでは事前にエビスサーキットでテストをさせて頂けたこともあり、練習日からいい走りができ、本番までにはDOSS点も良い点数が出せるようになるなど、いい走りができるようになりました。
しかし、本番ではゾーン外しやインカットなどのミスも有り、両日とも単走敗退となってしまいました。
結果としてはあまり良くありませんでしたが、審査員や他のドライバー、スポッター、ファンなど、たくさんの人に、「どんどん良い走りになっているよ」と言ってもらえ、自分でも確実な手ごたえを感じているので、次戦までに準備や練習をして、ここからは毎戦ベスト16に残れるようにしていきたいと思います。

●レースクイーンコメント

初めまして。2023年度エヴァンゲリオンレーシングRQ綾波レイ役を務めさせていただきます、赤城ありさです。
憧れだったエヴァレーシングのRQとして、綾波レイ役として参戦することができて光栄の極みです。シンクロ率400%目指して頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

今回の第5戦、第6戦は8月らしい暑さの中、エビスサーキットで開催されました。
私はD1GP初参戦でドキドキでしたが、活気あるチームの皆さまに温かく迎え入れていただきました。
会場も大盛り上がりで、ウエインズトヨタ 俺だっ!レーシングのブースも大きく設けられ、グランツーリスモ体験やサイン会などが行われました。
物販では、新商品のEVA RACING Tシャツが大人気でしたよ!NERVバージョンとRACE QUEENバージョンがあって、どちらもデザインがめちゃくちゃかっこいいです!(ちなみに私はNERVの方を愛用しています笑)
ブースにお立ち寄りくださった皆さま、ありがとうございました!!

また、俺だっ!レーシングの公式SNSアカウントでは私たちのオフショットやショート動画が見ることができるので、ぜひ覗いて見てくださいね♡綾波は初登場です!

そして今回、初めて間近で見た90号車エヴァRT弍号機スープラ / 最上弦毅選手の走りに圧倒されました。
スタート付近から応援していましたが、1コーナーへ振り出す角度は躍動感に溢れていて、まさに神業!!第5 戦、第6戦ともに惜しくも追走を逃しましたが、第6戦では追走トーナメント進出車両との差はわずか0.24点と大健闘でした。
2日間を通して安定感のある走りで、次戦のオートポリスがとっても楽しみです。

通り雨で競技が一時中断してしまう場面もありましたが、コースウォーク時にはお天気も回復し、たくさんの皆さまと交流できて楽しかったです。
}ご来場の皆さま、配信でご覧の皆さま、エヴァRT弍号機スープラの応援ありがとうございました。

次回は10月28-29日オートポリスにて開催されます。
引き続きウエインズトヨタ神奈川 俺だっ!レーシングの応援よろしくお願いします!

赤城ありさ


こんにちは!アスカ役五十嵐希です!
D1エビス大会の応援ありがとうございました。
8月のサーキットはとても暑くて観客席は屋根がなかったですが体調は大丈夫でしたか?
私はかき氷を食べたり色々な暑さ対策をしていたので無事暑さに勝てました!

今回レイ役のありさちゃんが初参戦という事で一緒に立てるのを楽しみにしていました。
かわいくて似合っていましたね♪いつか3人揃うのが待ち通しいです。

5戦、6戦ともギリギリ点数が届かず追走には進めませんでしたが最上選手が確実に弍号機スープラを乗りこなしてきていると、コースウォークやピットウォークの時にたくさんの方からお言葉をいただいていました。

今年D1デビューをし、大会ごとに成長していく姿を見せてくれて応援したいと思わせてくれる最上選手、私も見習いたいです!

物販ブースではグランツーリスモの体験ができたりサイン会を実施したり私たちもお客様を楽しませられるように活動しています!

次戦のオーポリでもたくさんの方とコミュニケーションがとれますように♪

アスカとシンクロ率をもっともっと上げられるように日々努力するぞ!それではまたね♡

五十嵐希


EVANGELION RACING MEDIA

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