AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2022 Series Supported by GRAN TURISMO
TOP LEAGUE ROUND.2
2022/12/3
#01 EVANGELION e-RACING with 広島マツダ
EVA RT TEST TYPE-01 RX-VISION GT3
決勝スーパーラップ 1位
決勝レース1 2位
決勝レース2 4位(タイムペナルティ)
9月に行われたROUND.1ではスーパーラップからレース1、2と全てで1位を記録し、パーフェトウィンを飾り、チームも目標に掲げていた「全勝」に向けて準備を進めてきた。
今回ドライバーを務めるのは宮園選手、草野選手、鈴木選手の3名だ。
まず純粋な速さを決めるスーパーラップは宮園選手が担当。
全チームが1人づつアタックを行っていき、ポイントランキングトップの EVANGELION e-RACING with 広島マツダは最後のアタッカーを務める!
宮園選手は流線型のフォルムが際立つRX-VISION GT3 CONCEPTを更に美しく見せるスムーズなドライビングを披露。
出たタイムは1分42秒777 と2位に0.2秒差をつけるまさしく「スーパーラップ」を見せ、ポールポジションを獲得!
プレッシャーの掛かる場面でこのタイムを記録する宮園選手はまさに王者の貫禄が感じ取れた。
続くレース1は草野選手が担当。
ポールポジションからスタートした草野選手はしっかりとトップをキープし、巧みなレース展開を見せた。
惜しくも5周目の1コーナーで#777にオーバーテイクを許してしまうが、
その後#55とは熾烈なポジション争いに勝利し、2位でチェッカーを受ける。
強豪がひしめくレース1でも草野選手は存在感を見せて素晴らしい仕事をした。
最終的に勝敗が決まるレース2は鈴木選手が担当。
ピットイン義務が2回、ソフト・ミディアム・ハードの全種類のタイヤをつかわなければならないレギュレーションとなっており、選手の速さだけではなく戦略も大事になってくるレースだ。
鈴木選手も素晴らしいスタートを見せるが、1周目の第2ヘアピンでマシン特性の関係から#55に先行を許し3位に転落。
しかしその後は4位を寄せ付けない走りでペースを上げて、3周目にピットインしソフトタイヤへ交換・給油を行いコースへ復帰。
終盤までソフトタイヤをマネジメントしながらトップとの差をつけていき、15周目にハードタイヤに交換。3位でコースに復帰し、そのままチェッカーを受ける。
しかしチェッカー後の審議で、ピットイン時のホワイトラインカットの最低が出されて+3秒のペナルティ。結果的には4位でレースを終えることになった。
全勝を掲げていたチームにとって決して望んでいた結果ではないが、チャンピオンシップポイントは未だにトップを独走中だ。
チーム全員で今回の反省点を探ったうえで克服し、
2023年1月14日に東京オートサロンの舞台で行われるGRAND FINALにて優勝を飾り2年連続のチャンピオン獲得を誓う。
[宮園拓真選手コメント]
昨シーズンの予選担当ラウンドでは一度もポールポジションを獲得できなかったことから、今まで以上に気合を入れて練習し、万全の体制で臨みました。
自信を持って走れたこともあり、自己ベストに近いタイムを記録することができ、チームに貢献することができました。最終戦まで1ヶ月以上ありますが、チーム皆で計画的に練習を行い、2連覇目指して頑張ります!
[草野貴哉選手選手コメント]
予選でポールを獲得し、絶好の位置からスタートでしたが、レース後半で徐々に後続との距離が縮まっていき、そのあとはなかなかペースを上げれませんでした。
ただ2位から6位まで大接近してる中、
抑えるところ抑えて最低限2位は死守できたところは良かったかと思います。
次戦は優勝、シリーズチャンピオンを獲得するためにチーム一丸もなって頑張りますので応援よろしくお願い致します。
[鈴木聖弥選手コメント]
今回のRd.2はヒート2のレースを担当しました。予選においては、宮園選手の圧倒的なポールポジションからの出だし、ヒート1のレースでは草野選手がいい位置取りでバトンを繋いでくれました。しかし、ヒート2においては私が失敗を重ねることになってしまいました。序盤にARTAに抜かれてしまったことは予想外の事だったので、もう少し警戒をするべきだったと思いました。また前半のペースも上げることが出来ずにロスも大きく、1番注意していたピットレーンのラインカットをしてしまい、本来なら上の順位で終えることになっているところを、4位まで順位を下げる結果になりました。今回のことを踏まえて、JEGTのレースにおいての経験の浅さが出たと実感しました。これを機に、練習での意識を変えていきたいと考えています。
EVANGELION e-RACING with 広島マツダ関係者の皆様、応援いただいたファンの皆様、ありがとうございました!
Rd.3では同じことが無いように、気合いを入れてレースに臨みたいと思います
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