[REPORT] JEGT GRAND PRIX 2021 Series TEAM BATTLE ROUND 01

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2021 Series TEAM BATTLE ROUND 01

2021/10/2

#01 EVANGELION e-RACING with 広島マツダ

EVA RT TEST TYPE-01 RX-VISION GT3

予選レース 2位(インテルラゴスサーキット)

決勝スーパーラップ(ニュルブルクリンクGPサーキット) 3位

決勝レース1 2位

決勝レース2 優勝


eモータースポーツの最高峰の大会として2021年も開催されることになったJEGT GRAND PRIX 2021。

EVANGELION e-RACINGはメインパートナーに広島マツダを迎え入れ、強力な体制を整えた。

宮園拓真、山中智瑛、龍翔太郎、草野貴哉というグランツーリスモ界に名だたるドライバー達をリアルレースの名ドライバー佐々木孝太が総監督として率いるという正に夢のラインナップとなった。

チームとしての目標はシリーズチャンピオンを獲得する事。その為に先ずは開幕戦から優勝を獲るべく準備をしてきた。

ラウンド毎に参戦出来るドライバーは3名となる為、ROUND 01は宮園選手・山中選手・龍選手で挑むことになり、草野選手は事前練習などからチームを強力に支える立場となった。

先ず2グループに分かれて行われた予選は山中選手と宮園選手の手によって順調に2位通過し、決勝レースに挑むことになった。

[予選スーパーラップ]https://youtu.be/TXwLPjG-0Ds?t=3290

[予選レース] https://youtu.be/TXwLPjG-0Ds?t=6297

続く決勝のスーパーラップは宮園選手が担当。

スーパーラップはレースのグリッド順が決まる大事なタイムアタックだ。ここで下位に沈んでしまうと決勝レースで優勝まで巻き返す事が非常に難しくなってしまう為、絶対にミスが出来ない前提の中、少しでも前のポジションを狙う必要がある。

宮園選手は1番手でアタックというプレッシャーの中で順当にコースを周回し、1分53秒215というタイムをマークした。

このタイムは他のチームのアタックが終わった段階で3番手タイムとなった。尚、前のチームとは100分の1秒の差となり、非常にシビアな戦いという事が見て取れた。

[決勝スーパーラップ] https://youtu.be/R7Cb145VSKg?t=1548

続いて決勝レース1は龍選手が担当。3位からセーフティにスタートを切り、前のマシンにプレッシャーをかけていく。コースレイアウト的にも簡単に前に行く事は出来ないが、確実に差を詰めながら走行。しかし周回数は5周と限られている為、ワンチャンスがあれば仕掛けていくしかない状況だ。そしてそのチャンスがファイナルラップで訪れた!#55にトップが入れ替わったタイミングで一瞬のスキをついて#105をオーバーテイク!そしてそのままチェッカーを受け2位フィニッシュとなった。

[決勝レース1] https://youtu.be/R7Cb145VSKg?t=4638

そしてこれが開幕戦の総合結果となる決勝レース2は山中選手が担当する。

唯一ピット作業にてタイヤ交換と給油が必要となり、タイヤマネジメントや燃費戦略も順位に大きく関わってくる10周のレースとなる。

山中選手はソフトタイヤをチョイスしてスタート。オープニングラップから前の#55を激しくプッシュしていく。そして早くも2周目の1コーナーでインからオーバーテイク!トップに浮上した。そして5周目にピットインしてタイヤをミディアムに交換、ガソリンを給油してピットアウト。2位に3秒以上のギャップを保ったままトップでコースに復帰した。

その後もソフトタイヤを履く後続を寄せ付けずに、完璧なタイヤマネジメントと安定感、そしてファステストラップを見せつけて優勝を手にした!

[決勝レース2]https://youtu.be/R7Cb145VSKg?t=7042


体制一新、必勝態勢で迎えた開幕戦をチーム一丸となり闘い、先ずはしっかり結果として出すことが出来た。

次戦Rd.2も2連勝を達成すべく、チームは準備を進める。



[監督&ドライバーコメント]

佐々木孝太総監督

まずは選手達に優勝を勝ち取ってくれた事に感謝します!

今回は選手達で考えた戦略でしたがスーパーラップ、予選レースの流れ、そして決勝でのソフトスタートの選択など組み立ては完璧だったと思います。

走りに関しては宮園選手、龍選手も素晴らしい走りでしたが決勝の山中選手の集中力の高さは観てるこちらにも伝わって来ました。

これで次戦以降もよりマークも強くなると思うので、皆のスピードを順位に繋げられるよう戦略含めて考えたいと思います。

引き続きEVANGELION e-RACING with 広島マツダの応援宜しくお願いします。


宮園拓真選手

非常にありがたく光栄なことに、このような素晴らしい体制でJEGTに出場できることに加え、初陣ということもあり、非常に高いモチベーションでレースに臨むことができました。

グループ予選のレースでは、3番手から1つポジションを上げられたことは良かったものの、先頭に立つチャンスが何度かあったために、自分のミスでそれを逃してしまったのは反省点です。

決勝レースの予選についても、少し保守的に走行してしまっていたため、次戦以降はよりアグレッシブな走りができるよう練習していきます。

今回の勝利は、選手4人で互いに切磋琢磨して練習してきたことや、レースに集中できる環境を構築してくださった皆様のおかげだと思います。次戦以降も全戦で優勝を目指して頑張りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。


山中智瑛選手

今シーズンからEVANGELION e-RACING with 広島マツダから参戦することになりました、山中 智瑛(トモアキ)です。

開幕戦を優勝という最高のスタートができたこと…とてもハッピーです!

今回のRd.1では予選スーパーラップと決勝レース ヒート2を担当させていただきました。

予選スーパーラップでは、3番手と満足のいくアタックはできませんでしたが、決勝レース ヒート2では宮園選手、龍選手がよい形でつないでくれ1位でゴールをすることができました。

特に今回はタイヤのマネジメントにも非常に自信があったので、1周目から自分の思い通りのレースができたと思います。

かなりのプレッシャーもありましたが、チームメイトとしっかりと準備できたことが迷いなくレースをできたことにつながりました。練習のワガママにも常に付き合ってくれたチームメイトには本当に感謝しています。

次戦以降も優勝を目標に、チームで抜け目なく準備をして、チャンピオンに確実に近づいていきたいと思います。

最後になりますが、EVANGELION e-RACING with 広島マツダの関係者の皆様、佐々木総監督、宮園選手、龍選手、草野選手、応援してくださったスポンサーの皆様、応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました!


龍翔太郎選手

今回のROUND 1では、決勝レースのヒート1を担当させて頂きました。

チームの皆様、そしてチームメイトの方々からのサポートのお陰で、レース全体を通して手応えのある形で自分のレースに取り組めました。

そして、チームメイトである宮園選手が予選3番手という勝ちを狙える位置に車を持って行ってくださったこともあり、1ポジションアップの2位で山中選手へバトンを渡す事が出来ました。

自分の強みや弱点がはっきりと見えてきた事により、今後のラウンドでもチームに貢献するためのポイントを見つけ出すことが出来たと感じております。

今回の経験を次戦に活かせるよう、より分析して速さ・強さに繋げます。

次戦も優勝を目指してチーム一丸となって頑張りますので、今後とも応援よろしくお願い致します!



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