[REPORT] JeGT GRAND PRIX 2020 Series ROUND 04 @ONLINE

JeGT GRAND PRIX 2020 Series ROUND 04 @ONLINE

2021/4/4

#01 EVANGELION e-RACING

EVA RT TEST TYPE-01 Vantage GT3

Gr.B 予選第1レース(ウィロースプリングス・レースウェイ ビッグウィロー)6位

Gr.B 予選第2レース(ウィロースプリングス・レースウェイ ビッグウィロー) 3位

決勝レース(レイク・マジョーレ・サーキット GP) 2位


いよいよJeGTオンライン予選もRd.4を迎えた。

まさかのノーポイントで終える事になった前ラウンドの悔しさを糧に、チームは様々なシチュエーションを想定して準備を進めてきた。

大阪ファイナル行きをかけたポイントランキングはかなりの接戦となっており、このRd.4は非常に重要な一戦になる。

予選レースは今回も強豪チームが多いBグループに振り分けられ、更に高速コーナーが多いこのコースは、我々のマシン特性とは相性が良くないため、先ずは予選レースを上手くまとめて敗者復活戦に進むことなくストレートに決勝レースへ進むことが課題になった。

今回予選第1レースを担当するのは今井選手。事前のタイムトライアルでは前車のスリップストリームをうまく活用できずに7位に沈む。

7番グリッドからスタートしたレースは、前車を追いかける展開になりながらも徐々に差を詰めていく。そしてファイナルラップの最終コーナーにて最初で最後のチャンスをものにして6番手でチェッカーを受ける。

続く予選第2レースは大滝選手が担当。6番グリッドからスタートを切った大滝選手は瞬く間にポジションを上げ続け、オープニングラップで3番手まで浮上。その後も全く危なげの無い走りで前車を脅かし続けて3番手フィニッシュ。

この結果から狙い通りストレートで決勝レースに進出する事が決まった。

そして決勝レースは長選手が担当。事前のタイムトライアルでは2番手タイムをマークして、スタートはフロントローにつけた。

長選手はスタートを上手く決め、トップ#87にしっかりと付いて行きチャンスを伺う。この時点で3番手以下には大きく差をつける事に成功。

2LAP目にトップとの差は僅か0,2秒圏内に居続け、プレッシャーをかけ続けながらも危なげのないハイペースで周回していく。

そして6LAP目にピットインしてハードタイヤに交換!4番手にてコースに復帰する。

全車がピット作業を終えた段階で2番手にポジションを取り戻し、ファイナルラップへ突入。わずかにトップとは差が空いてしまったものの攻めの走りで2番手チェッカーを受ける。この瞬間チームのファイナルラウンド進出への切符を手にした!

今回のRd.4はレースに向けて準備を進めてきたチームの努力が功を奏した形だ。

4/29(木)に大阪REDEEにて行われる予定のファイナルラウンドにて有終の美を飾るべく、チーム一丸となり戦いに備える。


[ドライバーコメント]

大滝拓也選手

今回の予選ラウンド第4戦は、4月に開催のFINAL進出を掛けた、とても重要な1戦となりました。今回の予選レースで走ったウィロースプリグスは、車としては相性の悪いコースであった為、チームメイトの長選手、今井選手と協力し合い、レースに向けた練習に多くの時間を掛けました。練習の成果もあり、敗者復活戦に進むことなくストレートで決勝に進出する事が出来ました。決勝レースでも、長選手の堂々たる走りのお陰で2位を獲得し、今回1番の目標であったファイナル進出を決める事が出来、嬉しく思います。4月に開催予定のファイナルラウンドでは、しっかりと優勝を見据え、今まで以上に練習を重ねて挑みたいと思います。今回も応援ありがとうございます。

今井慶春選手

今回のコースと車の相性と予選ブロックの組み合わせを見たときは正直かなり厳しい戦いになるなと感じましたが、長選手も大滝選手も練習の段階からかなり乗れていると感じていたので、自分が第1レースで踏ん張る事が出来ればチームとしていい成績を出せるという手応えも感じていました。またレベルが高いブロック故に集団が密集すると考えたので、集団での走行を念頭においた練習を中心に準備をして臨みました。事前の予想通り予選は厳しい位置になってしまいましたが、諦めずに前に付いて行く事が出来ればチャンスは来ると信じてレースをしました。実際にレースでは事前の準備が生きるかたちで最後の最後に巡ってきたチャンスを逃すことなく前走車をパスしてレースを終える事が出来ました。

今回も応援ありがとうございました!予選ラウンドを通じて全て順調に進んだわけでもなく課題も見つかりましたが、最後に厳しい状況に追い込まれながらもチームとして機能して2位という成績で終われた事はすごくポジティブな要素だと思いますし、ファイナルでもキッチリと準備して全力で頑張りますので応援をよろしくお願いいたします!

長和樹選手

予選レースではコースとの相性が悪い中、今井さんがアグレッシブにポジションを上げてフィニッシュしてくれました。大滝さんも中団でのアクシデントを上手く回避して早いペースで周回、2レース目で順位を大きく上げてもらい感謝しています。結果ルーザーズに回らずに決勝を迎えたのでプレッシャー感じましたが、スリップも上手く利用して予選2番手タイム。正直予想以上の予選でした。決勝はHKSの方が速いかつタイヤ持ち良いのは分かっていたので、序盤で離されずについて行き2位キープを目指し走り続け、無事に2位でゴールを迎えられました!!終わってからガッツポーズしていました笑

そして!!!合計ポイントでファイナル出場圏内に入ることが出来ました!!ここまで応援してくださった皆様ありがとうございました!!ファイナルでも結果を出せるよう全員で頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します!!

EVANGELION RACING MEDIA

エヴァンゲリオンレーシングが発信するニュース、レースレポート、商品情報などを公開しています! EVARに関する最新情報はこちらでいつでもご確認頂けます。