JeGT GRAND PRIX 2020 Series ROUND 02 @ONLINE
2021/1/10
#01 EVANGELION e-RACING
EVA RT TEST TYPE-01 Vantage GT3
Gr.B 予選第1レース(カタロニア・サーキット・グランプリ・レイアウト) 2位
Gr.B 予選第2レース(カタロニア・サーキット・グランプリ・レイアウト) 3位(ペナルティ有)
決勝レース(京都ドライビングパーク 山際・雅II) 6位
前回の開幕戦を3位という成績で終えてRd.2を迎える事になった。
ドライバーは変わらず大滝選手、今井選手、長選手という強力ラインナップだ。
今回予選グループはBに振り分けられた。
予選第1レースを闘う長選手は事前のタイムトライアルにて得た3番グリッドからレースをスタートさせる。
オープニングラップの1コーナーにてスマートに並びかけてポジションアップ!トップを追いかけていく。3Lap目の1コーナーでトップの#54に並びかけるものの車両特性により立ち上がりで抜き返されてしまう。
そこから幾度も同じように仕掛け、レースを盛り上げるもののあと一歩届かず…。2番手にてチェッカーを受ける。
[配信動画]
続く予選第2レースは大滝選手が担当し、2番グリッドからスタートを切る。
大滝選手もローリングから抜群のスタートを決めてポールスタートの#54を1コーナーにてオーバーテイク!ストレートが伸びる車両特性を活かしてトップに浮上した。
その後も迫る#54からポジションを死守しながら周回を重ねていく。コーナーでは迫られるもののしっかりとオーバーテイクポイントを押さえたライン取りで上手くレースを運ぶ。
そしてファイナルラップまでポジションを守り切り1位のままチェッカーフラッグ!
しかしレース後の審議で「前後4つのタイヤが同時にコース外に出てしまうトラックリミット違反」からタイム加算ペナルティを受けてしまい、残念ながら3番手フィニッシュというリザルトになった。
[配信動画]
そして決勝レースは今井選手に託された。予選第1レースと第2レースを合算したタイムにより5番グリッドからレースをスタートする事に。
タイヤ戦略も重要になる8Lapのレースは最初にミディアムを選択し、セーフティにスタートを切った。
1Lap目からトップ争いの混乱をかわし、#54をオーバーテイクし3番手にジャンプアップ!
そのまま周回を重ねて4Lap目にピットインしてソフトタイヤを装着してピットアウト。
しかし運悪くタイヤ未交換の車両のすぐ後ろにコース復帰してしまう。前の車両に引っかかり思ったよりもタイムが上がらない状況で少しタイムをロス。
そして全車両がピット終えた段階で、2番手のポジション取りとなりトップを追いかけていくものの、後ろから迫るグループのペースも良くポジションキープの為、想定よりもタイヤを酷使してしまう。
その結果7Lap目より2番手からじわじわとポジションを下げ始めてしまい、6番手でファイナルラップへ。
ほとんどグリップを失ったタイヤで#35からポジションを取り戻そうと果敢にプッシュしていくものの届かず…。6番手でチェッカーを受けた。
[配信動画]
今回は予選と決勝の3度のレース全てでトップ争いに加わり、優勝まであと少し…といった展開が多かったが、あと一歩届かなかった。
しかし選手たちのファイティングスピリッツが全レースで見せ場をつくりレースを盛り上げ大いに存在感を放っていた。
今度はそれをリザルトとして残せるようにチームはまた一丸となり次戦に挑む!
[ドライバーコメント]
大滝拓也選手
今回のカタロニアサーキットは少しクセのあるコースだったので、不安要素が無くなるまで練習を頑張りました。長選手がいい位置でバトンを繋いでくれたので、レースではトップに上がる事ができました。結果としてはレース中微妙なショートカットがあり、3秒加算のペナルティを受けてしまいました。次回のレースではきちんとそこも気を付けて走り、トップのリザルトを残せるように頑張ります。
今井慶春選手
開幕戦に引き続きEVANGELION e-RACINGの決勝レースを担当しました。
レースではスタート直後の混戦を上手く抜ける事が出来て3番手でレースを進める事が出来たのですが、前の車をアンダーカットするために早めのタイミングでピットに入ったところ、まだピットに入っていないタイヤの消耗した車の後ろで復帰してしまい、ニュータイヤの一番おいしいところでタイムを稼げなかった結果、後半に履歴の新しいタイヤを履いた車に追い付かれてしまい、精一杯の抵抗はしたのですが抜かれてしまい、6位という結果になりました。
チームとしてまずはファイナルに進むという目標があるので、最低限のポイントは獲得出来たのですが、練習やレース序盤の手応えからいうと決して満足出来る結果ではないので、次戦ではもっと上の順位でゴール出来るよう頑張りますので、次戦以降も応援よろしくお願いいたします。
長和樹選手
カタロニアは比較的自分のリズムに合っているコースなので、練習から自信を持って取り組んでいました。
しかし、予選ではアタック1回目でミス、2回目では他車に引っ掛かってしまいタイムアップ出来ませんでした。
3位から挽回しようと予選レースをスタートし、スタートで1台交わすもののTC CORCEを最後まで抜く事が出来ず2位フィニッシュとなりました。
自分の課題が沢山見つかった1戦でした、残り2レースですがこれを糧に更に上位を目指します。
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