[REPORT]2020 SUPER GT Rd.5 FUJI GT 300km RACE

2020 SUPER GT Rd.5 FUJI GT 300km RACE

2020/10/3-4

富士スピードウェイ(1周 4.563km)

#33 エヴァRT初号機 XWorks R8

予選:26位 決勝レース:29位


もてぎでの戦いの後、チームは今年3回目の富士にむけて新たに準備を整えて臨んだ。

新型コロナウィルスの影響による14日間の検疫義務により、ルマンを戦った木村武史選手はチームに合流出来ず、新たにGT300のチャンピオンにも輝いた日本人ドライバー佐々木孝太選手をショウン・トン選手のパートナードライバーに迎えた。

レースウィークを迎えるにあたり、佐々木選手とともにチームは何度もミーティングを重ね、またシート合わせ等入念な前準備をしていった。

久しぶりに観客の皆さまが入場した土曜日の公式練習走行セッションは2名のドライバーに均等に割り振られ、両名ともにニュータイヤ及びユーズドタイヤ、異なったガソリン搭載量など様々な状況下での走行を経験。それによりレースウィーク全体のシミュレーションをすることが出来た。

この2人に与えられた走行時間でセットアップの調整を行い、ラップタイム1分38秒606の25位で走行を終えた。しかしながらこのタイムはトップタイムから1秒以上の遅れがあり、課題は多くみられた。

アウディでの経験値を買われ、Q1の予選アタックはショウン・トン選手に委ねられた。レースはドライコンディションになる予想のもと、ロングスティントに耐えうるコンパウンドのタイヤを選択、ショウン・トン選手は1分38秒2のタイムを刻んだ。

この予選結果をふまえて、チームはピットストップ練習、ドライバー交代練習に多くの時間を費やした。

日曜日、迎えたレース当日は前夜に降った雨により若干ウェットな路面ではあったが、レースが始まる時間にはドライへ。10シーズン以上の経験を持つ佐々木選手にエヴァRT初号機X Works R8のスタートを託した。

佐々木選手のスティントでは徐々にラップタイムが上がっていきタイヤマネージメントも完璧、前を走るほぼすべての車両よりも速いタイムで走行。次にバトンを渡すショウン・トン選手は予定よりも軽めの燃料とニュータイヤでのセカンドスティントに作戦変更。

ピットストップ時順位は6位、チームは15位でのコース復帰を予定していた。しかしピットストップの際に作業に手間取りタイムをロスしてしまった。

さらにこのピットストップ作業が違反の裁定を受けドライブスルーペナルティーが下され、後方ポジションとなってしまった。

ショウン・トン選手はこのロスタイムを取り返すべくリベンジに燃え、コンスタントなラップタイムを刻んでいく。しかし不運なタイヤピップアップにより再度ピットイン。タイヤ交換をへてコースへ戻っていった。そこから不屈の精神で巻き返しを図るが、時間が足りずにチェッカーフラッグを受ける。

いくつかのバッドラックがあったものの、次戦鈴鹿は自然吸気のアウディには相性が良いサーキット、チームは気持ちを切り替えて前向きに進んでいく。

◇ドライバーコメント

ショウン選手コメント

今回のレースは大変でしたが、佐々木選手をチームメイトにすることはとてもポジティブでした。Audi R8 LMS GT3 EVOとYOKOHAMAタイヤの最適なバランスを見つけるために最善を尽くしています。まだまだ大きな可能性があると信じており、我々が得意なコースである鈴鹿でもっとチャレンジしたいと思っています。

佐々木選手コメント

まずは今回チームに迎え入れてくれてありがとうございます。

レース内容としては、ミディアムタイヤのロングランの実績がない中での序盤はタイヤマネージメントをしながらのバトルでした。

28周〜30周くらい?でピットからもうすぐピットイン予定だという事でプッシュして39秒台で走行してショーンにバトンを渡しました。

ただ、その時にエンジンが切れておらず(IGも押したんですが)その状態でジャッキアップしてペナルティになりました。

マシンのセットアップなどについては、100Rでのアンダーステア及び、対策したいです。

次回の鈴鹿も乗る事が決まりさらに速く、強くなってレースに挑みたいと思っています。




◇レースクイーンコメント

優月×レイ:レポートコメント

皆さんこんにちは!

ゆづぽんこと優月です♡

SUPER GT第5戦富士スピードウェイ

エヴァンゲリオンレーシングへのご声援ありがとうございました!

今回のサーキットでは、雨も降らず暑すぎずで涼しい日でした!

雨じゃなくて良かったです(*´-`)

そして今回初めてのサーキット、初めてのグリッド、

そして、初めて皆さんにコスチュームを見ていただけた大切な記念すべき1日でした!

初めてのサーキット一緒に参加したのはりンごちゃんでした!!

とても優しく教えてくれて、とてもお姉ちゃんのようなりんごちゃん!

とても頼もしいです(^^)

コロナの影響でみんな揃って5人で参加が出来なくてとても残念でしたが、

皆さんとお会いすることができて、そして、初めてエヴァの初号機が走っているところが見れてとても嬉しかったです!!

初のグリッドもとても緊張して何度もやり方を教えていただきながらも、無事終えることができました(笑)

グリッドをやっていると、途中で気づいたのは小さなカエルが目の前でカメラの方へ一緒の方向を向いていたのが印象的でした笑

そして、ショウトン選手、佐々木選手

お2人とも初めてお会いしたのですが、オーラがとても輝いていて、とてもカッコ良かったです!

次のレースではもっともっと成長した私を見ていただけるように頑張ります!!

応援よろしくお願いします!!

優月

杉原枝利香×シンジ:レポートコメント

こんにちは!

エヴァンゲリオンレーシング2020レースクイーン

碇シンジ役の杉原枝利香です!

みんな「「りンごちゃーん!!」」

ありがとう〜!!(^_-)-☆

はい、果物の林檎が好きなのでりンごちゃんって呼んでくださいね☆

まずは、SUPER GT第5戦in富士スピードウェイ、2日間応援ありがとうございました!!

今シーズンこの5戦目にしてやっと、観客の動員とRQの参加が許可されたレースでした。

私達RQは2日目の決勝のみの参加でしたが、サーキットで自分達のチームを応援できて感慨深い気持ちになりました。

「おまたせ、初号機…」って感じです!

しかしながら、マスクやフェイスシールドをしていなくてはいけなかったり、応援してくれるみなさんとの交流もできなかったのは悲しかったです。

早く規制が緩和されることを願います。

ピットから観客席のみなさんを探したのだけれど気付きましたか?

手を振ってくれる方がいて嬉しかったです!

遠くからでも写真を撮ってくれてありがとうございました。

レースの結果は…

エヴァRT初号機X Works R8は、29位ででチェッカーを受けました。

私達の応援パワーで巻き返しのレースを願っていたのですが、非常に悔しい結果となってしまいました。

ピット作業違反のペナルティを受けてしまったり、タイヤ交換が必要になってしまったり、不運が続き巻き返しが難しい展開に…。

選手やメカニックの皆さんもとても険しい表情でした。

全員で気持ちを切り替えて、次のレースに繋げていけたらいいなと思います。

私にできることはたくさん応援すること!!

一緒に応援よろしくお願いします!!

2020年後半戦、レースやイベントが増えてきますので、ぜひ会いに来てくださいね。

君の笑顔が見られる日を楽しみにしているよ!

杉原 枝利香

EVANGELION RACING MEDIA

エヴァンゲリオンレーシングが発信するニュース、レースレポート、商品情報などを公開しています! EVARに関する最新情報はこちらでいつでもご確認頂けます。